こんにちは。
さて、前回医療の力で退治したガマ腫。
結論から先に申しますと。
3年後、再発です!!!
次は、口の中でなくて、外側!喉に!
今度は、すぐに病院に行ってみてもらいました。
ちゃんと診断してもらいました。
病名、ガマ腫!!
もちろん最初はガマ?え?でした。。。
では、ここでようやくガマ腫について詳しく書きます。(遅い!)
目次
ガマ腫とは?
唾液が出る線が詰まったり漏れて貯まることによって腫れができる病気です。
このふくらみが口の中に張るタイプを「舌下(ぜっか)型がま腫」、
外側つまりあご側に張るタイプを「顎下(がっか)型がま腫」といいます。
私の場合は、顎下型がま腫です。
今考えると大学時代はただの舌下型がま腫ですね。
原因は、口の中を傷つけてしまったり、何かが詰まってしまったりとありますが、
特定は難しいと思います。。。
ガマ腫の検査方法
病院は耳鼻咽喉科に行ってください!喉←のどです!
ガマ腫を検査判断するには、以下の確認方法があります。
診察してもらう場合、以下の検査設備のある病院をお勧めします。
①MRI
20分程度ウインウインという半円筒の中でじっとしている必要があります。私も最初これで診断してもらいました。
②超音波エコー
妊婦のおなかの中の胎児を確認するやつです。治療の時の注射もこれを使いました。
治療法①OK-432注入硬化法
このガマ腫ですが、とてももろく舌下型の場合は日常の生活の中で破れたりします。
また薄い水疱のため手術でそこだけを除去することは難しく、再発の可能性も高いです。
そんなやっかいなガマ腫に行われるのがこのOK-432注入硬化法です。
この内容は、
①ガマ腫の中身をいったん抜く。
②そこに薬剤OK-432を代わりに入れる。
③その薬剤によって腫れてと炎症を起こす。
④その炎症によって患部を癒着させてガマ腫領域をくっつける。
という手法です。
初めて聞いたときは、マジか!?と思いました。
なんか理にかなってそうだけど、強引w
ここで使うOK-432はピシバニールという商品で、細菌をペニシリンで無毒化させた薬品です。
ただこの治療でも100%なおるわけではないですし、再発率はあります。
治療も、結構しんどいですw
熱39℃くらい、一時的にガマ腫ぱんぱんになります。
これも後ほど書きます。
治療法②舌下腺の摘出
次に、舌下腺の摘出です。
この舌下腺が唾液を分泌している大元です。
つまり水源を絶てば池はできないので、
唾液の元を絶って、ガマ腫をなくすという治療方法です。源流管理です。
舌下腺は左右で2つありますし、唾液腺はまだほかにもあります。
1つ舌下腺を摘出しても、ほかから唾液が補われるため、日常生活には支障はないです。
もちろん手術が必要なのですが、全身麻酔が必要です。
場所が口の中で喉にも近く、大事な神経や血管も多いためです。
完全に神経を傷つけずに行うことは難しく、術後しばらくは口元にまひがある可能性があります。
そのため入院としては2week程度予定をしたほうがいいです。
再発はないことはないです。(これも後ほど書きます。)
まとめ
ということで、ガマ腫のポイントは、再発しやすいです。
一発ではなかなかうまくいかないし、とにかく何度もトライが必要です。
次回内容へ
最初の病院では治療できないとのことで、
その後、2件総合病院に行きましたが、
どこも自信なさそうというか、、、なんというか。
絶対治るよ!という感じはなかったです。
他の病院のほうがみたいなニュアンスを残してました。。。
あまりこれ以外で病気になったことはないけど、そんなもんなんかな?
不安。。。
次回は、実際に治療した内容を書きたいと思います。
では、今日はこの辺で。
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